クマの目撃件数 過去20年間で最多

 ツキノワグマの保護管理活動をしているNPO法人ピッキオに寄せられた2020年のツキノワグマ目撃件数が過去20年間で最多の151件だとわかった。軽井沢町が2月、野生動物対策報告会の資料をホームページ上に公開した。同報告会は毎年2月に開かれているが、感染症拡大防止のため中止になった。ピッキオがまとめた資料によると、出没したクマは親から離れたばかりの若グマが多く91件。時期は6〜8月がほとんどだった。被害は雑排層や屋外のゴミ・食料が荒らされる件数が多く、全体の約7割を占めた。

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