軽井沢町から国へ要望書

 軽井沢町は5月1日、「北朝鮮のミサイル攻撃に対する日本の平和を守るための最大努力を求める要望書」を国に提出した。町長と町議会議長の連名で、安倍晋三首相、岸田文雄外務大臣、稲田朋美防衛大臣にそれぞれ送った。

 要望書では、北朝鮮の攻撃で核や毒ガス弾などが日本の領土・領海に着弾することも想定されるとし、国際社会と連携を図り、日本の平和を守るため最大の努力を行うよう求めた。

 町は、有毒ガスに備える装備品(防毒マスク、全身化学防護服、シューズカバー、化学防護手袋)購入の費用を盛った本年度一般会計補正予算案を、町議会6月会議に提出する予定。

 また、有事の避難場所として旧信越碓氷トンネルを活用することについて、群馬県安中市と協議を進めている。弾道ミサイルを想定した住民避難訓練も実施する予定だという。

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