浅間山の最新データ、HPで日々更新

IMG_2413.JPG
1月26日、塩沢地区より撮影した浅間山。
 気象庁のホームページで12月21日から、浅間山を含む全国50火山の観測データの公開が始まった。一日一回夕方に、前日までのデータを更新し、最新の活動状況や日々の変化を伝える。

 これまでは火山ごとに月一回、活動解説資料を発表していたが、2014年9月の御嶽山の火山災害を受け、火山噴火予知連絡会がわかりやすい火山防災情報の提供を提言していた。

 山ごと活動状況に差があるため、掲載するデータは異なる。浅間山は、過去2カ月間の日ごとの火山性地震の回数や噴煙の高さ、過去15年間の活動経過グラフを掲載。気象庁火山部の担当職員は「短期と長期のデータを照らし合わせ、最新の状況を理解する一助にしてほしい」と話した。

 浅間山は2015年6月16、19日にごく小規模噴火。同年6月11日から、噴火警戒レベル2(火口周辺規制)を継続中。

関連記事