千ヶ滝西区で土砂崩落 2棟全壊、1棟半壊
軽井沢町の別荘地、千ヶ滝西区せせらぎの里で11月9日未明、土砂崩落が発生した。人的被害はなかったが、建物2棟が全壊、1棟が半壊し、約20戸に土砂が流入した。崩落場所の上部を流れる幅約1.5m、深さ約1mの御影用水の上堰を管理する小諸市によると、縦横1m、高さ50cmの石が用水に落ち、枝などがつまり水がせき止められ越流したことが原因。
土砂が崩落したのは幅約32m、長さ約30mで、約3300㎥の土砂が流出。用水への落石は別荘管理会社が7日に気付き、市に通報していたが、対策がされていなかった。
市は10日までに別荘管理会社を通じ、家が流された被災者に電話で謝罪。用水路に入った石の除去、土砂が崩落した法面のシート養生を11日までに終えた。
下堰に溜まった土砂の搬出も終えたが、水路に破損があり17mは仮設水路で通水している。地質調査が終わり次第、斜面復旧に向けた工法などを検討し、上堰の補修にとりかかる。
小諸市は倒壊家屋の解体、斜面の仮復旧などに1億円の予算を計上。被害家屋の補償対応についても今後検討する。
土砂が崩落したのは幅約32m、長さ約30mで、約3300㎥の土砂が流出。用水への落石は別荘管理会社が7日に気付き、市に通報していたが、対策がされていなかった。
市は10日までに別荘管理会社を通じ、家が流された被災者に電話で謝罪。用水路に入った石の除去、土砂が崩落した法面のシート養生を11日までに終えた。
下堰に溜まった土砂の搬出も終えたが、水路に破損があり17mは仮設水路で通水している。地質調査が終わり次第、斜面復旧に向けた工法などを検討し、上堰の補修にとりかかる。
小諸市は倒壊家屋の解体、斜面の仮復旧などに1億円の予算を計上。被害家屋の補償対応についても今後検討する。