クマ冬眠明けの目撃は活動は例年並み

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写真提供・ピッキオ
 冬眠から目覚めたツキノワグマの町内での目撃情報が、6月7日現在までに30件寄せられている。5月3日には石尊山山麓の1300m林道付近で、御代田町の男性が子連れのメス熊に襲われた。

 野生動植物の調査研究および保全活動を行うNPO法人ピッキオによれば、軽井沢町内の熊の冬眠明けは4月中旬から5月上旬頃と例年並みで、活動状況も平年通りだという。スタッフの玉谷宏夫さんは、「幼い子熊を連れた母熊は神経質になっていることが多い。子熊が成長する夏頃までは子連れのメス熊との遭遇に気をつけてほしい」と話し、朝晩は熊の活動が比較的活発になることにも注意が必要だとした。同団体では、クマ鈴など音の出るものの携帯を呼びかけている。

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