イタリアワイン1000種類にこだわり自家製パスタ
軽井沢イタリアンを発信するレストランRIPOSO
「せっかくイタリアンを食べるならワインもたしなまなきゃ」と先輩に言われた編集E。「まずはリポーソに行って勉強よ!」というアドバイスを受け出発。
さっそく離山エリアにあるお店へ。国道18号線沿いの、イタリアらしいテラコッタの建物が見えてきました。
こんにちは!
すごい数のワインですね〜。
何種類ぐらいあるんですか?
[新井シェフ]イタリア産ワインを1000種揃えています。ワインリストに載っていないものもご準備がありますよ。
セッ、1000種?
はい。
イタリアのワインだけで?
はい。
イタリアワインって、そんなに種類があるんですか?
本当はもっともっとありますよ。ワインというのは本当にそれぞれ個性豊か。特にイタリアワインは、同じワインでも毎年味が異なり、他国と比較しても多様性があると言われています。南北に延びた国土のほぼ全域でブドウが栽培され、土着品種が豊富なのも理由のひとつでしょうね。
イタリアワインにこだわる理由は何でしょうか。
答えは簡単で、私がイタリアワインが大好きだからです(笑)。ブドウ品種だけでなく、育てる場所の日照時間や木の樹齢、そして作り手の個性によって多種多様なワインが生まれるという魅力に引き込まれて、気がついたらこれだけのワインが揃っていました。イタリアワインを飲むと、イタリアの変化に富んだ豊かな風土やイタリア人の気質が伝わってくるのが魅力です。
こんなにたくさんの中から、どうやって選べば良いんでしょうか?
自由でいいですよ。でも、迷った時は、甘さや香り、酸味の強さなど好みをスタッフに伝えて下さい。そこからイメージしたものを、料理との相性を考えておすすめします。「美味しい!」と思ったブドウの品種を覚えておけば、次にワインを飲む時のヒントになります。
なるほど〜。
うちでは全てのワインをカラフェで提供しているので、食事に合わせてに気軽に試してほしいですね。
パスタも種類がたくさん。あっ、自家製パスタも!
その時によりますが、3、4種類を用意しています。ちょっと面白いパスタマシンがあるので、色々な種類の自家製麺が作れるんです。
面白いパスタマシン?
押出し式で、ダイスという押出し口の形によって様々な種類のパスタが作れるんです。例えばルスティチは、細かい線の入ったらせん状のショートパスタで、ソースとよく絡んで食べやすい。麺によって使用するイタリア産小麦粉の比率、水分や塩、卵の分量を独自に配分しています。
話を聞いていたらお腹が空いてきました。おすすめの一品を教えて下さい!
タリオリーニも自家製手打ち麺ですか?
はい。うちのタリオリーニはしっかりとした歯ごたえと、のど越しのよさが特徴です。濃厚だけど爽やかなレモンクリームソースとの相性も良いです。
レモンソースと生ハムの組み合わせは珍しい!クリームソースだと、鮭やエビなどが多いですよね。
キッチンでスライスするパルマ産生ハムは鮮度も良く、しっとりとした食感で、爽やかで濃厚なレモンクリームソースと相性も抜群です。口に入れると生ハムとレモンの香りがふわりと広がり、後から手打ちパスタ麺ならではの風味を感じられますね。ちなみに麺の種類によって小麦の配合も変えているのですが、例えばタリオリーニは…
あっ、あの、お話中失礼ですが…もうガマンできません!
いっいただきます!
トラットリア RIPOSO
住所/ 軽井沢町長倉2010-1
TEL/ 0267-41-3501
営業時間/ 11:00~14:30
18:00〜20:30(LO)
定休日/ 火曜日