エントランスを抜けると、ヨーロッパの館を思わせるロビーが広がっています。重厚感のあるチェアやランプ、タペストリーなど、どれもお洒落なアンティークばかり。

サロンスペースにはクリムトの絵が一面に飾られ、優雅な雰囲気。軽井沢の情報誌や本が置いてあるので、ちょっとした空き時間にのんびり読書タイムもおススメ。

12室あるお部屋は、全室ウィリアム・モリスの壁紙。それぞれ壁紙や家具も違い、個性的な設えに。今日のお部屋はウィリアム・モリスのシックな壁紙と、アンティークのドレッサーが印象的。落ち着いた雰囲気で、ゆっくりと休めそう。

翌朝、目覚めると一面の青空が広がっていました。朝食はホテルのすぐ横にあるCafe B KARUIZAWAでいただきます。

たっぷりの野菜と自家製焼き立てパン、信州のハムやソーセージがついてボリューム満点。特にキノコのスープは絶品。このスープをお目当てに3日間連続で通ってくる人もいるほどだとか。

朝食後は塩沢エリアを散策。タリアセンは昔ながらの歴史的な別荘をいくつも移築しているので、軽井沢の別荘文化を感じることができます。湖畔に浮かぶ睡鳩荘はまるで絵のよう。塩沢湖周辺のスポットはこちら

お楽しみのショッピングタイムはアンティークショップ「ベルリネッタ」で。19～20世紀のフランスやイタリア、ベルギーなどのアンティーク家具や食器などがずらりと並び、眺めているだけでも幸せな気分に。

アンティークと言っても、手に取りやすい価格のものや、アンティークに合うお洒落な小物、アーティフィシャルフラワーなどあって、時間を忘れて見入ってしまいます。悩んだらお店の方に相談。一つ一つの歴史や物語を教えてもらい、アンティークの魅力に引き込まれます。

ショッピングの後は、再びCafeBへ。大人気のアフタヌーンティーを頂きます。朝食はテラスだったので、今度は店内で。ウッディなアンティークのテーブルや椅子が並び、優雅なフランスの田舎の雰囲気が感じられます。

3段トレイのアフタヌーンティーセット。一番下はキッシュやホットサンド、真ん中は野菜が思う存分味わえるバーニャカウダ。特製のソースはクリーミーで上品な味わいです。一番上はお待ちかねのスイーツ。フルーツタルトやジュレ、カヌレなどが並びます。ポルチーニのクッキーはクリームとフルーツを添えて。塩味と甘みの絶妙なバランスに、やみつきになりそう。たっぷりの紅茶とともに、優雅な午後のひとときを満喫しました。